Q. 健康保険は使えますか?

A. 各種健康保険を取り扱っております。初診時には必ず健康保険証をお持ちください。また再診の場合も、月初めの診療のときは保険証をご提示ください。なお診療内容によっては、保険がご使用いただけないケースもございます。

Q. 整形外科と整骨院(接骨院)では何が違うのですか?

A. 整形外科は医師が診療を行い、整骨院は柔道整復師が施術を行います。
整形外科医は、内科医や外科医と同じく6年間医学部で勉強した後、医師国家資格を取得した医師がなります。医師は医療行為(診察、検査、投薬・注射などの治療)を行うことができます。
整骨院では柔道整復師が捻挫や打撲に対して温熱療法、マッサージや物理療法等の施術を行います。柔道整復師は医師ではなく、あん摩・マッサージ、はり・灸師と同じ医業類似行為の資格です。外傷による捻挫や打撲に対する施術と骨折・脱臼の応急処置などが、その業務範囲です。

Q. 整形外科と形成外科は、どう違うのでしょうか?

A. 整形外科は体の芯になる骨・関節などの骨格系、およびそれを取り囲む筋肉、またこれらを支配する神経系からなる「運動器」の機能的改善を目指して治療する外科です。背骨と骨盤という体の土台骨と、四肢(手足)を主な治療対象にしています。

これに対し形成外科は、生まれながらの異常や、病気やけがなどによって生じた身体表面の見た目の良くない状態を改善する(治療する)外科で、頭や顔面を含めた体全体を治療対象としています。けがや手術後の皮膚の瘢痕(傷痕)・ケロイド(瘢痕組織が過剰に増殖した病変)や生まれつきのあざの治療などは形成外科の領域に入ります。

Q. 予約は必要ですか?

A. 当院は基本的には予約の必要はありません。

Q. 車イスなのですが、受診できますか?

A. 当院の入っているビルには車イスが乗れるエレベータがあり、院内も広々で全面バリアフリーです。トイレも手すりが付いておりますので、安心してご受診ください。

Q. 切り傷やすり傷も診てもらえますか?

A. 診療いたします。切り傷やすり傷も整形外科の領域です。

Q. 膝の水を抜くとクセになりますか?

A. 膝の水を抜いてもクセにはなりません。
膝に溜まる水は、変形性膝関節症の急性期や半月板や靭帯、軟骨、骨の外傷等で炎症を生じたとき、体の防御反応としてつくられます。炎症が収まれば、水は吸収されます。しかし、水を抜いても炎症が収まらない限り、水はまた溜まっていきます。クセになっているわけではありません。
膝に水が溜まった場合は、軽度であれば経過観察で良いと思いますが、疼痛が起こったり、水がたくさん溜まっていたりする場合は疼痛の長期化、関節拘縮(こうしゅく)、筋肉の萎縮につながりますので、水を抜くことをお勧めします。

Q. 骨粗しょう症は加齢現象の一つですから、治療しても意味が無いのでは?

A. そんなことはありません。確かに加齢に伴って骨密度は右下がりに減少しますが、同年代の人と比較して骨がもろい人は治療をした方が良いです。専門的な治療や生活改善によって、骨密度の減少を食い止めることは十分に可能です。

Q. 交通事故で負ったケガは、診てもらえますか?

A. 当院では交通事故の患者様も診ております。自賠責保険をご利用いただけますので、ご安心ください。また後遺症が残る場合などは、後遺症診断書もお出しできます。
なお、ご来院前に保険会社に連絡をしていただくと、初診から保険扱いで受診ができます。 保険会社から診療依頼の連絡があるまでは、実費になるのでご注意ください。

Q. 他の医療機関からリハビリを移れますか?

A. 前の病院のリハビリを止めた後であれば、当院のリハビリに変更することは可能です。
リハビリのご相談にはいつでも応じます。